« 日記 | Main | 化粧 »

2004.08.25

死化粧

かんこです。

先日読んでいた本に、「親父の死化粧をしようとして、顔の上にお白粉をこぼしてしまい、笑うに笑えない」というような内容の話が出ていて、そういえば、生まれて始めてした化粧は、母親の死化粧だったなぁ、と思い出しました。

何かその時、死化粧は娘である私の仕事、という決まりが大人たちの間で出来上がっていて、しんみりした空気の中、「最後にお母さん、きれいにしてあげなさい」みたいなことを言われたわけですが、何せ田舎の真面目な中学生の事。口紅を手にしたことすら無いわけですよ。まず、何から手をつけたらいいかも分かんないんだって、という状態な訳ですが、場が場だし、自分なりに「この仕事は、私が立派に勤め上げなければ!」とか思ってしまってるので、聞くに聞けない。ともかく、ファンデーションまでは何とか塗って、アイメイクとかは分からないので、後は口紅を塗ればいいだろう、と塗りはじめたのですが、初めてなので加減がまるでわからない。今となってみれば、もっとぐいぐい塗ってよかったのだと分かるのですが、そもそも死体を間近にするのだって生まれて初めてなのに、そこにぐいぐい塗る勇気なんてない。とにかく力加減がわからず、すごい遠慮がちにそろ~っと塗って、結果ビミョーにオチョボ口にしか出来上がらず、なんだか少し悲しみが増したものでした。

今回、お芝居で久し振りにまともにメイクをします。
普段の生活では、世間の女性の通常のメイクを10とすると、2くらいのメイクしかしていないので、口紅をつけるのも、ン年振りです。もしかして、ビミョーにオチョボ口になってるかもしれませんが、見て見ぬ振りをしてやってください。

|

« 日記 | Main | 化粧 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 死化粧:

« 日記 | Main | 化粧 »