« 富田勲 | Main | とっても暑いですね »

2004.07.20

筋肉ミュージカル

しげです。

巷で話題(?)の「筋肉(マッスル)ミュージカル」を観に行ってきました。公演が1ヶ月後に迫っているというのに、貴重な祝日をつぶしてまで観にいった価値は充分ありました。

ミュージカルといっても、歌も物語りもなく、筋肉の奏でる音をテーマにしたエンターテイメントです。「奏でる音」といっても様々な解釈で演出されています。足踏みあり、掛け声ありで、もちろん、筋肉をバチバチ叩いて鳴らす音も使われます。

キメるところは、ビシッとキメ、ユーモアや茶目っ気も随所にあって、2時間飽きさせない、引き込まれる舞台でした。連れて行ったこども達(下の子はまだ幼稚園)も、ワザが決まると拍手喝さい、可笑しいところはケラケラ笑うという、こどもの心もつかむものでした。

スタッフな自分としては、当然、使われている音響機材や照明機材が気になります。開場時間は1時間前なので、ぴったり1時間前に行って、こども達とおばあちゃんを席に着かせておいて、自分はオペレーション卓の偵察に行きました。

メインコンソールが48ch、サブと思われるコンソールが16chが2台です。その全てにラインが立ち上がっていたので、使われているマイクの数はかなり多いと予想されます。観終わって、音楽と効果音の重なりから考えて、音効は多くても8ch程度だと思ったので、後はマイクだと思います。一部、ヘッドセットマイクで掛け声やセリフを拾っていたので、それに使われているはず。

ただ、分かんなかったのは、ほぼ出演者全員(60名くらい?)が出て、筋肉をバチバチ叩いて鳴らすシーンがたくさん演出されているのですが、このバチバチ音をどうやって拾っているかが分かりません。生音だけではあれだけの音は出ないと思うし、サウンド的にもリバーブ処理されていると思える音だったので、ピックアップしてPAしているはずです。

でも、選手は上半身裸だったりします。掛け声も、足踏みも、筋肉バチバチ音も大迫力で迫ってきます。う~む、どうやってあれを拾って、PAしてるんだろう?選手の数が多い上、動きが激しいので、ガンマイクで狙ってるとは、ちょっと思えない。とすると、バウンダリマイクがステージに仕掛けてあるか、筋肉ミュージカル専用の特設テントということも考慮すると、床に埋め込みがあるのかもしれないと想像しています。

あぁ、もっと現場の方式を知りたいなぁ。

照明も凝っていて、というか、今時はあれくらいは当たり前なのかな、明らかにコンピュータ制御で動いていると思われるエリスポやパーライト、ミニピンが選手の合わせて動き回ります。ワザのキメッの暗転など、ミニピンが外から1人の選手に向かってザッと集まり、効果音の「ひゅわーーー」に合わせて、客席を目潰しするように反転して拡散していく暗転といった、躍動感ある動きは、とても手動とは思えないので、プログラム制御だと思います。

ついつい、スタッフな目でみてしまうのは、もう業というか性なわけですけど、そんな自分さえも舞台のパフォーマンスに引き込まれてしまった2時間でした。あっという間にすぎた密度の濃厚な時間でした。俗な言い方をすれば、お金を払ってみた甲斐がありました。

レベルの高いエンターテイメントだと思います。公式HPを見ると、全国ツアーの予定もあるようです。オススメなので、都合のつく方は足を運んで観てはいかがでしょうか。

「筋肉ミュージカル」
http://www.musclemusical.com/

|

« 富田勲 | Main | とっても暑いですね »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 筋肉ミュージカル:

« 富田勲 | Main | とっても暑いですね »