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2004.06.15

ネットは便利

しげです。

梅雨の中休みといった感じの暑さです。でも明日はすこし涼しいくらいになるとか。体調管理に気をつけないとね。

自分が芝居の音響効果に携わって20年くらい経ちます。といっても、年がら年中というわけでもないので、ポツポツとしたペースですけれど。振り返ってみると、オープンテープやレコード、カセットテープだったころからやってます。今も手元にオープンリールの音源テープが残ってますが、再生するデッキがないのが残念なところ。

A-CLISを旗揚げしたとき、当時出たばかりのMDを初めて使いました。Vol.2まではカセットと併用でしたが、その後はMDで音だしをしています。自分で録音できて、小型で音質もそこそこよくて、デジタルなんで劣化しないし、何しろ頭だしがすぐできるのが画期的でした。

テープだと巻き戻して慎重に頭だししておかないと、芝居のタイミングに合わせるポン出しが難しい。デッキの再生立ち上がり時間も予測して、やや突っ込み加減に出すのがノウハウだったものです。それが、MDだと頭だし一発です。巻き戻し時間がないので繰り返しの稽古の効率アップになりました。

ただし、デジタル機器は埃や振動に弱くて、稽古場や小屋の現場ではディスクがエラーを起こすことがあって、ヘッドクリーナーと予備のコピーディスクを準備しておくことが新しいノウハウになりました。

その後、いとまくんがサンプラーを入手してくれたので、1発系の効果音の出しが更にやりやすくなりました。A-CLISの芝居はBGMも多いですが、効果音もたくさん使います。それを役者のノリに合わせて出すには呼吸の読みが必要で、目と耳と指先に集中するのですが、デジタル機械はそれを支えてくれます。

今回の芝居では、もう一つ道具が加わりました。それは、ネットを使った共有フォルダと音データのストリーミングです。共有フォルダでは、音効だけでなく、小道具や衣装などのスタッフ作業のリストやデータをメンバーでやりとりできる環境を作りました。そして、音効も作った効果音や編集したBGMを圧縮してサーバにアップしています。これを演出のじみさんや役者さんたちが自分のPCでストリーミング再生して聞くことができるようにしたのです。

これで、週末の稽古時だけでなく、平日もどんどんアップして聞いてもらい作業にフィードバックできるようになりました。役者さんも自分の段取りのある音をいつでも聞けます。こんなことが気軽に、しかも安価に実現できるとは、ネットの普及で便利になったものですね。仕事ではネットワーク関連に携わってますが、こういう形で享受できると嬉しい気持ちになります。

音効のデジタル技術の活用については、他にも収集や編集、加工についてもいろいろあります。それはまた、稿を改めて書こうと思います。(しげ)

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